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STAGE.03
2022.4.16 Directed by kokode

カッティングにこだわったニットは
シーズンレスで活躍します

容子さんが生み出すニットは、やはりユニークでこなれた雰囲気。アシンメトリーなカットや、袖の付け方に工夫を凝らし、着た時に、独創的なドレープやシルエットが完成します。

「年齢を重ねてきたので、素材にもこだわるようになりました。カシミアやヤク、ウールなど、自然由来の素材は軽くて、吸湿性もあり、実は年間通して心地よく着られるもの。ニットと言うと、冬のイメージが強いかもしれませんが、フルシーズン、長く使えるものを作りました」

Detail Point

ピンクのカーディガン

カシミヤ混なので、軽くて暖かく、柔らかな風合いで着心地の良いニットです。ヤクの糸は防水性が高く、弾力性が強いのでシワになりにくい特徴があります。程よくゆるめのサイズ感とトッパータイプなので肩にかけるだけでも様になります。
ブラウンのニット

ハイゲージのウール100%ニット。左右で身幅の取り方や袖の付け方を変えていて、着用時にアシメなドレープシルエットができるようになっています。シンプルながらも計算されたこなれニットです。

color variation

PINK

ヤクカシミヤミディカーディガン
サイズやカラーは詳細ページにて

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BROWN

BLACK

WOOL変形looseニット
サイズやカラーは詳細ページにて

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InTerView.03
2022.4.16 Directed by kokode

森本容子 vol3.カッティングにこだわったニットはシーズンレスで活躍します

Theme03
最愛の息子に出会うまで

20代前半は、カリスマ店員・moussyのプロデューサーとして渋谷全盛期を全力疾走で謳歌し、その後、KariAngを創設。常に仕事に追われていた生活も、結婚し、子供を意識し始めてから変化があったと言います。

「実は、何度が妊娠するチャンスを得たのですが、なかなか出産まで維持できず、悲しい思いをしました。不育症とわかってからは、治療を含め、今までの仕事のペースでは難しいかもしれないと思うように。KariAngはお客様も支えてくれているブランドだったので、悩みましたが、一旦、全店舗をしめることにしました」

幸い、信頼できる婦人科医との出会いもあり、治療をスタート。毎日の注射や入院生活など、精神的にも肉体的にも厳しい経験もありましたが、40歳の春、我らが渋谷系代表の容子さんはお母さんになりました。

出産時や息子さんのお誕生日など、記念となる写真はリビングの一角に。

40歳のお誕生日や出産など、節目には、あ旦那様からジュエリーや時計の贈り物が。

実はペアルック
アイテムも作りました

「なかなか出かけられなかったので、自宅のベランダが遊び場に。」カラフルなエクステリアでハッピーな雰囲気に。

今では、息子さんも3歳になり、SNSでも仲良くお出かけしたり、日頃の様子をアップしています。

「２年経って、やっと本格的に仕事モードを再開させることに。幸い、保育園にも入れたので、今は日中は集中して、仕事に打ち込めます。数年前に購入したメゾネットタイプの自宅は、地下をオフィスにすることで、時短が可能に。仕事とプライベートの両立がしやすい環境です。それに、長年のスタッフも、子育ての先輩なので、本当に頼りにしています。」

容子さんのママファッションや息子さんのファッションも気になるところ。

「保育園の送迎で毎日ママチャリに乗っているので、ほぼボトムはジョキニー。ハイテンション素材なので、伸び伸び動きやすい上、膝のシルエットが出てしまわないのも気に入っています。実は、息子とお揃いのダルマプルオーバーも以前につくったんです。まさか、息子とペアルックをするようになるとは、子供を持つまで想像もできませんでした。」

と、自身の変化を楽しんでいるよう。

ナイキのリフトもお揃いアイテム。リフトは脱着が簡単なので、息子さんもお気に入りだそう。

クリエーター夫婦の
２拠点ライフスタイル

容子さんの旦那様は、バリに拠点を持つアパレルブランドのディレクター兼CEO。20年前からバリのスミニャックとチャングーの間にアトリエと住居を構えて生活しています。

「結婚後は、お互い頻繁に東京とバリを行き来していました。家のあるエリアは、欧米からのファッション業界の移民の人も多く、ものすごくスタイリッシュで、影響を受けます。私自身も、東京ではちょっとハンサムでリアリスティックなファッションが多いけれど、向こうではリゾートとはいえ、少しラグジュアリーなドレスを着るシーンもあったりと、メリハリがあって楽しんでました。」

子供を出産してからは、コロナ影響もあり、主に旦那さんがバリと東京を行ったりきたり。ワンオペで子育てに手を焼くことも多かったそうですが、

「また、出産してから分かったのですが、旦那さんが意外と教育熱心。幼少期からバリのインターナショナルスクールで子育てをしようか、それとも別の場所がいいかと学校を調べたり、準備をしていたのですが、コロナの影響もあって、計画はいまは調整中。息子にはこう育ってほしいという思いよりは、何かになりたいと思った時、選択肢が多くある環境にいれたらいいなと考えてます」